株価指数先物【引け後コメント】 NT倍率は抵抗線を突破、クレディスイスはショートカバーの動きに


大阪9月限
日経225先物 27680 +90 (+0.32%)
TOPIX先物 1926.0 +5.0 (+0.26%)

日経225先物(9月限)は前日比90円高の2万7680円で取引を終了。寄り付きはやや売り優勢となり、2万7480円とシカゴ先物清算値(2万7520円)を下回って始まった。寄り付き直後につけた2万7470円を安値に切り返すと、前場半ばには一時2万7720円まで上げ幅を広げている。前引けにかけては利食いも見られ、前日の終値水準まで上げ幅を縮めるもののプラスをキープ。後場は概ね2万7670円~2万7710円と非常に狭いレンジで推移し、2万7680円で取引を終えている。

米半導体株物色の流れを受けて、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が堅調。前日に決算を発表したテルモ<4543>やソニーグループ<6758>、エーザイ<4523>、ホンダ<7267>なども買われ、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価をけん引。225先物の売買高は足元で減少傾向が続いており、積極的に仕掛けてくる動きも限られるなかで、現物主導の展開となった。

値がさ株の強い値動きによって、NT倍率は先物中心限月で14.37倍と続伸し、高いところでは14.40倍まで上昇している。テクニカル面では上値抵抗線として機能していた5日移動平均線をクリアしてきたことで、今後は25日線が位置する14.50倍台が意識されてくるかが注目されそうだ。NT倍率は明確な底入れこそ確認できていないものの、昨年9月末のボトム水準まで低下してきたことで、主要企業の決算をこなしつつ、NTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)の巻き戻しが見られる可能性はありそうだ。

手口面では、日経225先物はABNアムロが1110枚、バークレイズが520枚程度の売り越しに対して、クレディスイスが1340枚、BNPパリバが950枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はABNアムロが600枚、ゴールドマンが400枚程度の売り越しに対して、クレディスイスが840枚、モルガンSが470枚程度の買い越しに。クレディスイスはショートカバーの動きを見せてきており、2万7500円水準での底堅さから2万8000円を捉えてくる動きが意識されそうだ。

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