トルコリラ円は、もち合い相場が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『もち合い相場が続きそうだ』と述べています。

続けて、『トルコ中央銀行は12日の金融政策会合で、政策金利を19%に据え置くと決定した。据え置きは5会合連続。市場予想も据え置きだった。トルコではインフレが加速し、7月消費者物価指数(CPI)は前年同月比18.95%の上昇だった』と伝えています。

また、『6月初めに「7月か8月ごろ」の利下げの必要性に言及していたエルドアン大統領は、8月に「高金利は高いインフレ率をもたらす」と改めて持論を訴え、中銀に引き下げの圧力をかけ続けていた。一方の中銀は、インフレ抑制を向けて「引き締めを維持する」と繰り返し強調。市場にインフレ抑制のための利上げを求める声がある中、金利の据え置きを続けている』と言及しています。

次に、『ドイツ銀行は、トルコ中央銀行の金融政策見通しについて、利下げ時期の予想を後ずれさせるとともに、利下げ幅も縮小させた。最近の同国インフレ率急上昇を受け、トルコ中銀は11月と12月の2回、それぞれ0.5%の利下げに踏み切ると予測した』とし、『ドイツ銀の従来予想では、トルコ中銀は10月から利下げを開始すると見込んでいた。年末時点の政策金利水準は18%と、従来予想の17%から修正した。米金融大手のJPモルガンとゴールドマン・サックスも、7月のトルコのインフレ率が2年ぶりの高水準となる18.95%に上昇したことを受け、トルコ中銀の利下げ幅予想を縮小させた』と解説しています。

陳さんは、『実質金利=名目金利-インフレ率=19.0-18.95=0.05%で、ほぼゼロ金利にあり、インフレ率がさらに上昇した場合、トルコ中銀は利上げせざるをえないが、エルドアン大統領が何等かの措置により利上げに抵抗を示した場合、リラが急落する懸念はある』と述べています。

一方で、『10日に発表された6月失業率は10.6%と、前月比で2.5ポイント改善した。前年同月は13.3%だった。トルコは5月前半、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高を記録したことを受けて、全面的なロックダウン(都市封鎖)を実施した。ただ、同月後半からは規制を緩和し、観光や飲食といった業種の回復を後押しした』と伝えています。

また、『トルコでは大規模な山火事が起き、さらには北部の黒海地方で大雨による洪水が発生した。川が氾濫して住宅が流されたり、橋や道路などのインフラが破壊されたりしたという。パクデミルリ農業・森林相は「過去50年、100年で見たこともない規模の災害だ」とし、危機感を募らせた。エルドアン大統領は13日に被災地を訪れ、「国としてできうる限りの迅速な対応をする」と述べた。インフラ需要が期待される』と考察しています。

こうしたことから陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについて、『12.45円~13.00円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月17日付「トルコリラ円今週の予想(8月16日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《FA》

提供:フィスコ
今週、相場

Related Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です