29日の中国本土市場概況:上海総合1.5%高で5日ぶり反発、ハイテク関連に買い


29日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比50.13ポイント(1.49%)高の3411.72ポイントと5日ぶりに反発した(上海A株指数は1.49%高の3575.77ポイント)。

市場安定化の期待が高まる流れ。外電が消息筋情報として伝えたところによると、中国証券監督管理委員会は28日夜、大手投資銀行と緊急に電話会議した。教育産業に対する締め付け策を発端とした、規制強化の動きが広がるとの不安に対し、「他業界に悪影響を及ぼすことはない」とのメッセージを送ったとみられている。このところ市場では、中国の規制強化を嫌気した海外投資家が中国株の保有比率を引き下げている??との見方が広がっていた。資金流出の警戒感もひとまず薄らいでいる。(亜州リサーチ編集部)

業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)と携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)がそろってストップ高、太陽光発電用ガラスの福莱特(601865/SH)が9.8%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が8.4%高で引けた。上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、ICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:688981/SH)も5.1%高と急反発している。

自動車株も急伸。長城汽車(601633/SH)がストップ高、北汽福田汽車(FOTON:600166/SH)が7.7%高、広州汽車集団(601238/SH)が4.3%高、で取引を終えた。素材株、医薬品株、エネルギー株、不動産株、インフラ関連株、防衛関連株なども買われている。

半面、銀行・保険株は安い。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.4%、中国工商銀行(601398/SH)が1.1%、中国人寿保険(601628/SH)が1.8%ずつ下落した。商品飲料株、公益株、運輸株も売られている。

一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.65ポイント(0.65%)高の256.15ポイント、深センB株指数が19.17ポイント(1.64%)高の1189.87ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

《FA》

提供:フィスコ
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