【投資部門別売買動向】海外勢が現先合算で6511億円売り越す一方、個人は2425億円買い越す (7月第3週)


■投資部門別売買代金差額 (7月19日~21日)

●海外勢が現物・先物合算で6511億円売り越す一方、個人は2425億円買い越す

東証が29日に発表した7月第3週(19日~21日)の投資部門別売買動向(現物)によると、新型コロナウイルスの感染拡大が嫌気され下値を模索する展開となり、日経平均株価が前週末比455円安の2万7548円と2週ぶりに下落したこの週は、海外投資家が3週ぶりに売り越した。売越額は3133億円と5月2週以来の大きさだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で4週連続の売り越しだった。売越額は3377億円と前週の1951億円から拡大した。現物と先物の合算でも4週連続で売り越し、売越額は6511億円と前週の850億円から急拡大し、5月2週以来の高水準だった。証券会社の自己売買も4週連続で売り越し、売越額は793億円と前週の1682億円から縮小した。

一方、個人投資家が2週ぶりに買い越し、買越額は2425億円だった。前週は2167億円の売り越しだった。投資信託は2週連続で買い越し、買越額は443億円と前週の2255億円から大幅に縮小した。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行も2週連続で買い越し、買越額は136億円と前週の266億円から減少した。

日経平均が反落する中、海外投資家が現物・先物合算で6511億円売り越す一方、個人投資家は現物で2425億円買い越した。

東証・名証2市場の1・2部と新興企業向け市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し

海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
7月 ―――
第3週 ▲3,133 136 2,425 [ 1,521 904 ] 27,548円 ( -455 円)
第2週 1,101 266 ▲2,167 [ ▲1,990 ▲176 ] 28,003円 ( +62 円)
第1週 137 ▲2 4,668 [ 2,464 2,204 ] 27,940円 ( -842 円)
6月 ―――
第5週 ▲2,737 1,577 1,609 [ 551 1,058 ] 28,783円 ( -282 円)
第4週 ▲1,113 886 ▲252 [ ▲159 ▲93 ] 29,066円 ( +102 円)
第3週 1,394 ▲686 1,110 [ ▲16 1,127 ] 28,964円 ( +15 円)
第2週 ▲2,263 427 1,483 [ 147 1,335 ] 28,948円 ( +7 円)
第1週 605 ▲48 943 [ ▲252 1,196 ] 28,941円 ( -207 円)
5月 ―――
第4週 3,738 ▲283 ▲3,358 [ ▲2,771 ▲586 ] 29,149円 ( +831 円)
第3週 ▲2,269 2,757 ▲1,173 [ ▲1,231 58 ] 28,317円 ( +233 円)
第2週 ▲4,214 423 4,452 [ 2,421 2,031 ] 28,084円 ( -1273 円)
第1週 2,152 478 ▲1,514 [ ▲1,303 ▲211 ] 29,357円 ( +545 円)
4月 ―――
第4週 184 157 1,372 [ 669 703 ] 28,812円 ( -208 円)
第3週 ▲172 256 4,048 [ 2,283 1,764 ] 29,020円 ( -662 円)
第2週 ▲311 416 295 [ ▲311 606 ] 29,683円 ( -84 円)
第1週 4,355 ▲2,265 1,231 [ ▲187 1,418 ] 29,768円 ( -85 円)
3月 ―――
第5週 895 ▲1,637 ▲580 [ ▲1,162 582 ] 29,854円 ( +677 円)
第4週 ▲3,729 ▲5,019 3,069 [ 2,155 913 ] 29,176円 ( -615 円)
第3週 4,088 ▲2,222 ▲3,186 [ ▲4,051 864 ] 29,792円 ( +74 円)
第2週 3,008 ▲2,721 ▲3,048 [ ▲3,203 154 ] 29,717円 ( +853 円)
第1週 417 ▲4,523 720 [ ▲22 742 ] 28,864円 ( -101 円)

※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。

株探ニュース
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