株価指数先物【引け後コメント】 中国の規制強化を巡る動きに翻弄される場面も


大阪9月限
日経225先物 27580 -160 (-0.57%)
TOPIX先物 1927.5 -10.5 (-0.54%)

日経225先物(9月限)は前日比160円安の2万7580円で取引を終了。寄り付きは2万7520円とシカゴ先物清算値(2万7500円)にサヤ寄せする形で売りが先行した後は出直りを見せ、一時2万7710円まで下落幅を縮める場面が見られた。しかし、中国がオンラインゲームへの取り締まりを強化するとの思惑から香港市場ではIT大手のテンセントが急落。香港ハンセン指数が弱い動きとなるなか、日経225先物は前引けにかけて再び売られ、一時2万7460円まで下落幅を広げた。ただし、後場はこう着ながらも2万7500円での底堅さが意識されており、2万7500円~2万7600円水準での保ち合いから、2万7580円で取引を終えた。

後場は落ち着きを見せており、ハンセン指数が下落幅を縮めていたほか、中国のオンラインゲーム取り締まりに関連する記事については削除されたと伝わり、短期筋の買い戻しも入ったようだ。とはいえ、中国の規制強化への動きは広がりをみせており、ゲーム株は幅広く売られる格好となった。

これまでは米国株などの影響からギャップスタートとなり、その後は概ねこう着感の強い値動きとなることが多かった。しかし、このところの中国当局が進める規制強化を巡る動きによって、通常取引時間帯においても値振れは激しい。短期的な資金が中心とみられ、その後のカバーも早いものの、方向感をつかみづらくさせそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.30倍で終えており、一時14.25倍まで低下。引き続き切り下がる5日移動平均線に上値を抑えられる形状が続くなか、NTショートのポジションが優位である。

手口面では、日経225先物はバークレイズが800枚、野村が700枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1280枚、ソジェンが740枚程度の買い越しだった。TOPIX先物では、モルガンSが990枚、BofAが570枚程度の売り越しに対して、野村が1030枚程度の買い越しだった。大きくポジションを傾けている動きは限られ、短期的な売買が中心だったようだ。

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