株価指数先物【寄り前コメント】 2万9000円を挟んだこう着感の強い相場展開指数着感相場展開


大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 28870 -80 (-0.27%)
TOPIX先物 1950.5 -7.5 (-0.38%)
シカゴ先物 28915 -35
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

28日の米国市場ではNYダウが下落する一方で、S&P500、NYダウは上昇。バイデン政権によるインフラ投資計画は法制化が難航する可能性があるとの見方から、景気敏感株への物色は一服。原油先物相場の下落も利食いに向かわせる一因となった。さらに、次世代機の「777X」について米連邦航空局(FAA)の承認は2023年後半になる見込みと伝わったボーイング<BA>が3%を超える下落となり、NYダウの重荷に。一方で長期金利は1.47%と1.50%を下回っており、半導体株への物色が強まったことで、S&P500、ナスダックは最高値を更新。SOX指数は指数構成銘柄全てが上昇し、エヌビディア<NVDA>は上場来高値を更新した。S&P業種別指数は半導体・同製造装置、自動車・自動車部品、メディアが上昇する一方、エネルギー、消費者サービス、保険が下落。

シカゴ先物清算値は日中大阪比35円安の2万8915円だった。日経225先物のナイトセッションは日中比30円高の2万8980円で始まると、米国市場の取引開始前には2万9010円まで上昇幅を広げる場面が見られた。しかし、その後に軟化しマイナスに転じると、一時2万8860円まで下落幅を広げ、2万8870円とナイトセッションの安値圏で取引を終えた。

本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売り先行で始まることになろうが、米国では長期金利の低下を受けて半導体株が物色されており、東京市場でも底堅さが意識されそうだ。2万9000円を挟んだこう着感の強い相場展開から、引き続き75日移動平均線を明確に上放れてくるかを見極める必要がある。

VIX指数は15.76と小幅に上昇しているが、依然としてボトム圏での推移。NT倍率は先物中心限月で14.78倍に低下し、25日線に上値を抑えられる形状である。方向性としては低下傾向が意識されやすいものの、米国市場での半導体株物色を受けて、前日に指数の重荷となった東京エレクトロン <8035> やアドバンテスト <6857> の反発によるNT倍率上昇に期待。一方で、28日のファーストリテイリング <9983> の2%を超える上昇に対する反動は注意しておく必要があるだろう。

また、昨年9月以降、月末はリバランスの動きにより大幅に下落する状況が続いている。これを警戒し積極的にポジションを取りに行く動きは限られると考えられる。狭いレンジ推移のなか、スプレッドを狙った売買に向かわせそうだ。

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