日経平均は378円安でスタート下落HD概況


日経平均 : 27739.42 (-378.61)
TOPIX : 1897.80 (-22.52)

[寄り付き概況]

9日の日経平均は378.61円安の27739.42円と3日続落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は反落。ダウ平均は259.86ドル安の34421.93ドル、ナスダックは105.28ポイント安の14559.79で取引を終了した。東京で4回目の緊急事態宣言が発動され、五輪5者協議で都内の会場すべて「無観客」が決定されたとの報道をきっかけに新型コロナウイルス変異株流行が世界経済の回復を妨げるとの懸念が強まり、寄り付き後、下落。新規失業保険申請件数も予想外に増加したため、景気回復に懐疑的見方が広がり、終日軟調に推移した。史上最高値付近での利益確定売りにハイテク株も下落した。

今日の東京株式市場は売りが先行した。東京都への緊急事態宣言発令や、東京五輪の1都3県での無観客開催の決定などを受け、足元経済への逆風が意識されたことに加え、引き続き株価指数連動型の上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが警戒され、株価の重しとなった。また、中国当局による自国企業の海外上場の規制強化の動きも懸念材料となった。一方、日経平均が昨日までの2日間で500円を超す下げとなったことから、押し目買いが入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月のマネーストックはM3の月中平均残高が前年同月比5.2%増、M2は同5.9%増だった。日本時間の10時30分に、6月の中国消費者物価指数(CPI)、中国卸売物価指数(PPI)が発表される。今日は株価指数オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で27726.72円だった。

セクター別では、鉄鋼、証券商品先物、パルプ・紙、海運業、倉庫運輸関連などが値下がり率上位、その他製品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、第一三共<4568>、TDK<6762>、コマツ<6301>、三菱商事<8058>、京セラ<6971>、塩野義薬<4507>、安川電<6506>、三菱電<6503>などが下落。他方、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、日立<6501>、エーザイ<4523>などが上昇している。
《FA》

提供:フィスコ
概況

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